投稿者:じゅん

1.タイトル
「琵琶湖疏水の歴史と現状」
2.個人研究テーマ設定の背景と目的
・テーマ設定の動機
琵琶湖疏水は当時、明治維新後の東京遷都で衰退した京都を復興させる目的として建設された。現在は完成から約100年以上経ち、当時は事業目的(水力事業、運河事業、電気事業)だった琵琶湖疏水が現在では市民の憩いの場としての役割を担うようになってきた。現在の琵琶湖疏水は当時と比べて、役割がどう変わってきたのか調べたいと考えているため。
・テーマの社会的位置づけ
琵琶湖疏水は京都を再生と飛躍に導き、京都の近代化を伝える貴重な産業遺産であり、今でも私たちの暮らしを潤し続けている。そんな琵琶湖疏水の価値をもっと多くの人々に知ってもらうべきである。
・達成目標
現在の琵琶湖疏水の主な役割、当時と比べての変化を明らかにし、琵琶湖疏水の現在においての価値を人々に伝える。
3.準備の進捗状況
・琵琶湖疏水の歴史(第一疏水の着工から第二疏水の完成まで、建設目的、当時の役割)
・琵琶湖疏水のルート(散策ルート)
・琵琶湖疏水船のルート(下り便 大津→山科→蹴上)
・琵琶湖疏水の施設以外の関わりがある場所(京都国立博物館、京都市美術館、平安神宮、円山公園、南禅寺)
4.実施内容と方法
・琵琶湖疏水記念館などへの訪問
・琵琶湖疏水の一部施設や散策ルートを実際に歩いての実地調査(散策ルートはできれば全部歩いてみる)
・文献調査(建設された当時のメディアの反響、新聞の分析)
5.フィールドスタディーズ中の調査実施スケジュール
4月 琵琶湖疏水記念館への訪問+文献調査
5月 実地調査+文献調査
6月 実地調査+文献調査
7月 調査まとめ
6.調査場所
・琵琶湖疏水記念館)
・京都市美術館(庭園)
・京都国立博物館(庭園)
・京都市動物園(動物の飼育、噴水)
・大津エリア(第一トンネル、大津乗下船場など)
・山科エリア(東山自然緑地、洛東高校前疏水など)
・蹴上エリア(平安神宮、岡崎疏水、南禅寺、蹴上インクライン、蹴上発電所、疏水分線、蹴上乗下船場など)
参考文献
「琵琶湖疏水の100年、資料編」、著:京都新聞社編、出版:京都市水道局 1990/4
「琵琶湖疏水記念館 常設展示図録」京都市上下水道局総務部総務課編、発行:京都市上下水道局、発行年:平成21年10月30日
「琵琶湖疏水を感じる」
https://www.okeihan.net/recommend/mizunomichi/biwakososui/01/ 最終閲覧日2021年12月13日
「京都市上下水道局 琵琶湖疏水のご紹介」
https://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000007153.html 最終閲覧日2021年12月13日
「日本遺産 琵琶湖疏水記念館」