【フィールド計画書】「着物の文様の研究」

投稿者: 天寧 

1、タイトル
「着物の文様の研究――近代と現代の紋様の歴史の背景と寓意について」

2テーマ設定の動機

私は、アニメやドラマを見ていて、登場人物の着物の文様に惹かれた。日本に来たばかりの頃、初めて花火大会に参加した時、着物を着ている人たちとすれ違うと、ついつい見てしまった。呉服屋の前を通ると、季節の着物がずらりと並んでいて、それを見ていると、思わず足を止めてしまった。おそらくその時点で、着物に惹かれていたのだと思う。中国の伝統衣装とはちょっと違っていて、とても興味があった。着物の文様は花から植物から鶴、魚、蝶まで、これらのすばらしい印画は女性の美しさを示すだけでなく、またいい寓意と希望を含んでいる。春は夢幻の桜と梅があって、夏は涼しい菖蒲、水草と游ぶ魚の波。秋には菊や秋草があって、冬には雪や松が堂々と立っている。これらの自然に対する畏敬と尊崇は、私たちの生活のほんの少しに現れている。

3目標

着物の上で采用するいくつかの要素はすべてその意味があって、みんなにもっと文様の寓意を理解させる。今日になっても着物の紋様は流行遅れではない。日本人は自然の景色の美しさをとても愛している。自然の美しさに対する感性が着物の模様のデザインに溶け込んでいて、みんなに模様という角度から着物の美しさを深く理解してもらいたいだ。

4背景

古墳時代以前は確固たる資料が乏しいため、主に埴輪など出土物の形状から判断することになる。それによると筒袖、垂領という小袖系の着衣や、袴の祖型ともいえる着衣が既に見える。奈良時代は上流階級が唐に強い影響を受けた時代とされ、漢服の影響を受けたとみられる衣装が多い。また、衣服令として朝廷で着る服として、礼服・朝服・制服が定められている。一方で、庶民階級は簡素で働きやすい衣装を着るもので、この時代後も古代以来の上衣・袴形式のものを身に着けている。平安時代前期に遣唐使が廃止され唐が滅び、平安時代中期から後期以降はいわゆる国風文化が栄えた時代である。

5、テーマの社会的位置づけ

 和服の紋様は、文化形態として、日本の各時代の歴史を貫いている。着物の文様の起源は、孤立した時間の流れではないが、長い歴史の発展の過程で、その発展の速度はゆっくりとした形で多様である。着物の初めの時も私たちが今見たこの様子ではない、現代の着物の形も長い歳月の洗礼を経て、日本社会の各段階の経済文化水準、および貴族、国民の審美眼、価値観が共に影響する。私たちはこの服が美しいと思っているだけで、着物の文様にどんな寓意があるのかを深く考えることはないかもしれない。たとえば、桜は着物の文様にとって最も一般的なもので、桜は短い満開の後に散り、一瞬のうちに最もまぶしいピークに達す。桜は季節を問わず、花柄にすることができる。春に芽吹く桜は、万物の始まりを思わせる縁起がいい。きらびやかな配色、精致なテクスチャー、様々な芸術家に次々と参考にさせる。それぞれの絶妙な文様は深い日本の文化を担っていて、日本の芸術の多くは着物と密接な関係があって、浮世絵の中の美人の絵はもし色とりどりの着物が少なければ、その味わいがなくなってしまいる。これらの影響は文様そのものに限らず、より重要なのは人々の美しいものへのあこがれと追求を託した。

6、調査手法

今回の研究テーマは主に文献論文検索調査と現場の見学を采用する。

1)研究内容に応じて研究目標を分類し、調査していく。文献を通じて関連情報を調べ、データを収集し、収集した資料を用いて整理し、情報分析を行う。

2)現場を行い、研究テーマに関係のある博物館や美術館に足を運んで写真を撮り、記録する(許可がある場合)。あるいは、見学時のポイントをメモして、最終的に整理する。

7、個人研究テーマの準備状況

現在の調査している文献から見て、日本の服飾に見られる最も大きな特徴は、季節に応じてさまざまな選択や工夫がなされるということである。それぞれの季節にふさわしい生地や色、文様の選択が行われる。これは、日本が地理的に温帯に属し、気候が四季を持っていることに起因していることはいうまでもないが、同時に、日本人が四季の変化と、それに応じた自然の変化を敏感に感じ取り、その変化の美しさを感じ取っている。はっきりした四季は異なる風光を与える。この自然観を文学、絵画、工芸、染織などに取り入れ、自然の美しさと繊細さを表現している。今まで、日本の街を歩いて、建筑、プリント、装飾の中で依然として自然の明るい色彩を見つけることができて、この中で、着物の文様は最も繊細で心地よいである。着物の文様には、日本の風景や季節が写し出されている。名画や優れた工芸品の影響も大きい。ある意味では、着物の文様には日本文化が宿っている。

8、参考文献

弓岡勝美編 長崎巌監修 『きもの文様図鑑-明治·大正·昭和に見る』出版社:平凡社(2005年6月1日)

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